記憶にのこるワインディング「紀ノ国フルーツライン」


 

ここは紀州

 

紀の国(木の国)

 

和歌山県

 

 

紀の川左岸の山麓を走る「紀ノ川フルーツライン」は、和歌山県の橋本市から紀の川市を結ぶ、全長約24kmのルートであり、2023年4月1日に全線が開通した。

 

いわゆる『広域農道』と呼ばれる道だ。

 

フルーツラインの名前通り、小高い丘の上には"みかん畑"や"かき畑"の果物畑が一面に広がり、農村地帯を抜けるように道が造られている。

 

ツーリングマップル【関西】2025では、おすすめルートとしてピンク色で縁取られている。

 


<紀ノ国フルーツライン>

 

・区間距離:約24km

・通行料金:無料

・標高  :約120m~220m

 


■広域農道とは・・・

 

広範囲の農地を結び、農業生産から出荷までを効率化し、農産物流通の合理化や地域活性化を目的として整備される、幹線的な役割を持つ道路。

 

農道でありながら、幅が広くて走りやすい道が多く、農作業だけでなく、一般車両や地域住民の生活道路としても利用される。

 

広域農道は、農業利用を目的に造られているので、マナーとして農耕車両が優先となる。

 


 

京奈和自動車道の橋本ICを下りると、そのまま道なりに「紀の川フルーツライン」にアクセスすることができる。

 

左手には山麓が広がり、右手には紀の川沿いの街並みを望むことができる。

 

標高差が約150mくらいあるので、見晴らしが良い展望ルートとなる。

 

 

山麓を結ぶように立派な橋梁が多く架けられている。

そのため、ほぼ直線に近い快適道となり、信号機も無い。

従って、コーナーは少なめである。

 

ワインディング(曲がりくねった道)とは呼べないかな・・・

 

 

さらに高低差を均すため、立派なトンネルも造られている。

 

なかなか変化に富んだリズム感で、ルートは面白い。

 

この山麓に、これほど立派な道路を良く通したものだなぁ~と感心してしまう。

 

 

みかん畑・・・

 

直線・・・

 

かき畑・・・

 

コーナー・・・

 

橋・・・

 

トンネル・・・

 

直線・・・

 

交差点・・・!

 

コーナー・・・

 

グレーチング・・・!?

 

 

交差点の道路標示は独特のマークなので、一瞬ギクッしてしまう。

 

あまり見慣れないマークなので、なんの記号だろう?

F(エフ)かと思ったが・・・

 

写真で確認すると、T字のマークを四角く囲っているのが分かる。

 

こういうカーブミラー付きの交差点は、最大限の注意を払う必要がある。

 

"広域農道あるある"で、軽トラやトラクターなどの農耕車両が出てくる可能性が高いのだ。

 

 

もうひとつ"広域農道あるある"で、最善の注意を払う必要があるのが、グレーチングである。

 

格子状に組まれた金属製の蓋である。

 

道路の排水性を保つために、側溝や排水溝の上に設置されるのだが、段差というかギャップで跳ねるので、ニーグリップがとても重要になってくる。

 

 

直線ならまだしも、コーナーの入口や途中で出くわすと、こんな所に造っちゃったの?と反射的に身構えてしまう。

 

一定に掛けた荷重が変化してしまうのだ。

おかげで腕がパンパンになった。

 

このグレーチングはここに限らず、全国津々浦々の広域農道で見られる現象なので注意が必要だ。

 



■ちょっと寄り道・・・猫の駅長さんがいる「貴志駅」

■ちょっと寄り道・・・「高野山」と「高野龍神スカイライン」へ


旅のはじまりはモーターサイクル。

 

自由への扉をひらこう。